Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
源河 次雄; 小林 勝利; 萩原 清市*
Appl.Radiat.Isot., 38(10), p.845 - 850, 1987/10
純ベータ放射体の放射能測定用カロリメータを開発した。カロリメータセルの大きさは、内径45mm、深さ50mmで、29mVCの感度をもった感熱素子を備えている。本器は双子型であり、同形同質同大のセル2個で構成される。感熱素子からの出力は、極性が逆になるように接続され、周辺の温度変動など共通出力を相殺し、試料からの発熱のみを検出する。両セルには、100.00.1の電気抵抗をもったマンガニン線が埋められており、熱量校正に用いられる。カロリメータ本体が収められている恒温槽は空気制御方式なので、試料交換が極めて楽であり、恒温槽内にセットされた高感度直流増幅器の安定な性能と相俟って非常に使いやすいものとなっている。本器によれば10W程度の微少熱量を数パーセントの精度で測定することができる。